天使のキス。
「愛里のこんな顔、見たかった」


あたしの耳元でそう囁いてから、悠はひざをつく格好で身を起こし、Tシャツを脱いだ。


ひぃあぁぁぁ!!
裸!?
裸っ!?


悠の裸っ!?


うっわぁ。
恥ずかしくて、まともに見られないよ、悠のこと。


うぅっ…
どうしよう。


せめて視線だけでも横に――…と思ったあたしの目の前。


あれ?


悠がしてるところを、今まで一度も見たことがないペンダントが悠の首からぶら下がっていた。
< 438 / 921 >

この作品をシェア

pagetop