天使のキス。
裏を返してみても文字など刻まれてなく、あたしはちょっとホッとした。


だって――…。


“まさかとは思うけど…
元カノからのプレゼント?”


――とか、不安なことが頭をよぎったから。


でも、そんなことないんだ。
よかった。
よかった~。


安心して、ペンダントを元あった場所に戻そうとした時――…


あたしは、側面に小さな突起を見つけた。


ん?
なんだろ、これ。


親指で押した瞬間、カチっと開いたその中に――…


あたしは小さな写真を見つけた。

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