天使のキス。
「ち…ちょっと。
健ちゃん!?
病人なのに、何言ってるの?」


「ぶぁーか。
外に出なくたって…
寝ながらだって…
ゴホッ…
…調べられるんだよ。
…俺は。
誰かさんと…
ッ…
…違って――な。
愛里…
俺の情報網を…あなどるな…よ?」


そこまで言って、健ちゃんはゲホゲホと盛大に咳き込んだ。


「ごめん!
健ちゃんっ!!
話したあたしが悪かった。
今の話、全部忘れて。
それから、すぐに病院行って!
帰ってきたら、ちゃんと寝て!!」
< 511 / 921 >

この作品をシェア

pagetop