私と、きみ。
目が覚めたら、6時間経っていた。

・・・なんで?!

「あれ、香湖もう起きた?もっと寝てていいのに」

昌美が軽く笑って言う。

「昌美、目覚まし止めたでしょ。」

「何のこと?」

とぼけた声で言う。

てっきり昌美かと思っていたから。

「あ、それ昌美ちゃんじゃないよ、那流くんだよぉ。」

「那流?!」

びっくりした。

なんかもう那流の存在を忘れていた。

「あ、香湖のデザイン女物だったからちょっと変えたよー。」

そうだった。那流が私達のモデルであること。

「あと、服ももう出来たよ!」

「えっ?!早っ・・・?! 二人でっ?!」

3人でも10時間以上かかったのに。

二人で6時間?・・・ちょっと無理がある。

「二人では無理だよぉ」

「じゃあ、誰・・・?」
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