モデル同士の恋
去っていった後
結衣と夏希を怒ろうと思ったその時

『ごめんなさい。』

2人が先に謝ってきた。


こんな可愛い顔されたら怒れない…

でも少しは怒らなきゃ。

「俺たちがこなきゃ危なかったんだぞ!?
次からは気をつけろよ!」

コレが精一杯。


「はぁい。」

「ところでなんでこんな所にいるんだ?」


そういえば。


『このぬいぐるみが欲しかったの。』


結衣と夏希は下を向いて言った。


目の前にあるのはくまのぬいぐるみ。


これか。


しょうがない。とってやるか!


俺は意外とUFOキャッチャーが得意。


これくらいならとれそうだな。


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