確信のない約束。【下】
「各自荷物を部屋に置いたらホールに集合!
勉強道具、忘れるなよー」
生徒たちはぞろぞろと部屋に向かう。
あたしは唯と同じです!
「真司くんになんかされた?」
「なっ・・・!!」
唯は全てを見透かしたように訊ねる。
「あー!顔赤いぞー!聞こえちゃったもんねー!」
「・・・ひゃあ!マジ!?」
「うん♪でも他の人には聞こえてないかもよ」
「はぁーよかったー」
ホールはガンガン冷房がきいてた。
おかげで勉強はかどりそー!