Drei Drachen
それから少しして、彼等が教室の中へ入っていったから私は座席表を見るためドアに近付いた。
えーと、神崎美龍はどこに……っと、あった!!
窓側から二列目、前から四番目って、また微妙な席だな。
まあ、中に入るか。
私は教室に足を踏み入れた。
そして、真っ直ぐ自分の席に向かい、腰を下ろす。
……し、視線が痛い。
カラフルな人達の中、一人黒くて浮いてるからか何だか知らないけれど、とりあえず注目されてるよね、私。
あー、もう、担任の先生早く来ないかな。
そうしたら少しはマシになる、と思う。
私は俯き、両手を膝の上でギュッと握りしめそう願った。