君に出逢えた奇跡
・・・・・・・・・




「今日はいきなりすいませんでした」




「いいのよーww奈菜ちゃんは家族みたいなもんなんだからww」




「ありがとうございます」




ペコ




「奈菜ちゃん^^またきてね^^」




「うんwwでは失礼しますww」




「いつでもメールしろよww」




「じゃあねー」




「・・・・・ねえ護・・・」




「ん・・?」




「さっき、直樹の様子がおかしかったけどなんかあったの?」




「いや・・なんも」




「そんなはずない!あたしがどんだけ直樹と親友か知ってるでしょ?嘘はやめよ・・?」



「・・せえな・・」




「え・・・?」




「うるせえんだよ!関係ないのに口出しすんな」




タッタッタッ




「護っ・・・」




あたし・・・勘違いしてた・・・護があたしのこと好きだから優しいのかなって馬鹿なこと考えてた・・・もう終わりだ・・・



「うっ・・・っ・・ううっ・・・」




ガチャ




「あらおそかったわ・・・」




タッタッタッ




「奈菜~!?」




「うわーーん・・・っ・・・」




「奈菜?なんかあったの?」




「今は言いたくないっ・・・」




「そう・・・いいたくなったらいいなさいよ・・?」




「うん・・・」




・・・・・・・・・・




ピピピピピ




「ん・・・もう朝か・・・」




泣いてたらすぐ朝になっちゃうよな・・・




「今日学校休もうかな・・・」




あたしは学校を休んだ・・・護に会いたくないから・・・




「暇だな・・・」




ピカピカ




「ん・・?メールだ・・・」




誰かな・・・あんま見たくないけど・・・
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