キミの隣りで…….
幼馴染み

―高校生活の始まり―

「はよぉ!!!」
今日からあたしは高1だ。だからいつものダルそうな朝とは違ってシャキっとした挨拶をした。
「おはよう。今日も株が下がらんように祈ってくれ(笑)」
お父さんが新聞を読みながら言う。
「おはよ」
冷たーーーいな妹の菊(アキ)が言う
「ねぇちゃん朝からうるさいわ」
菊の双子の弟の棗(ナツメ)がねむそうにこっちを睨みながら言う。
「ええやんかぁぁ!!!今日からお姉ちゃんも高校生やで♪♪」
と棗に抱き付きながら言う。
「暑苦しいんじゃどけやブス!!!」
「誰がブスやねん阿呆!!!」
『ブス』とゆう言葉にキレ、喧嘩を始めようとかまえた。
「アンタらもうやめなさい!亜莉沙!!アンタもう入学式遅れても知らんよ!!!」
母親が大声で叫んだ。
「あぁ!ヤバいやん!!もっとはよゆぅてよぉ(泣)」と言い、漫画にでてくる遅刻寸前の女子高生みたいにパンをくわえ靴のかかとを踏みながらでていった。
「いってきまぁす!」
「きぃつけやぁ」
と後ろで母親の声が聞こえた。
私の名前は西田亜莉沙。兵庫県に住む平凡な女子高生。家族はお母さん、お父さん、棗、菊、の5人家族。
うるさいけどあったかい家族だ。




「亜莉沙ー!!!」

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