私はいつも1人だった


しばらくすると久しぶりに見た母さんが出てきた。


「どちら様〜…って朔じゃない。何しに来たのよ」



私を見た瞬間母さんの笑顔が消えた。


やっぱり来るんじゃなかったと思いつつ私は勇気を振り絞った。



「は、話があって来ました」


「ふーん、ま、上がれば?」


久しぶり、何年ぶりになるのだろうか。


自分の家なのにすごく緊張する。





< 140 / 222 >

この作品をシェア

pagetop