私はいつも1人だった
だんだん場所が近くなるにつれ人が多くなり通りにくくなりつつも人を押しのけながら走った。
今まで全力なんて出したことないけど肺が痛くなろうと息があがろうと走った。
そして目の前には燃え上がる炎。
一生懸命火を消そうとしている消防士。
私はきょろきょろ辺りを見渡した。
1人の女性に目がつき近寄った。
「すいません。ここの住人は!?」
「うぅ。ま、まだ中なのよぉ」
女の人は泣いていた。