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「生徒会室はここー。」

「あ、ホントに笹がある。」

「ちっちゃいけどねー。ね、姫乃?」

「そうだけど…毎年同じ大きさだよ?」

「毎年書いてるんだ、織原さん。」

「え?」

「だって毎年見てるってことだろ?」

「スルドイねー星川。
さー姫乃。ちゃっちゃと掛けちゃお。」

「うん。」


…琴以外の人に短冊の内容を見られるのはちょっと憚られるが露骨に隠すわけにもいかないので仕方がない。
姫乃はゆっくりと短冊用の紐を通して、笹にそっと掛けた。


「今年も同じじゃん、やっぱり。」

「そんなの琴もでしょ?」

「だってこの時期は絶対大会あるし。」

「私もこれは変わんないんだもん。」

「ふーん…そうなんだ…。」


姫乃と琴の会話を聞いていた晴彦が口を開いた。


「じゃあ俺も掛けていこうかな。」

「もう決まってるの?」

「…うん。」


スラスラと短冊の上を滑る水性ペン。



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