7 STARS
* * * * * * * 


7月7日、木曜日。今日が七夕。
…そして、約束の日。


帰りのHR。
ぼんやりと外を眺める。
蘇るのは…2日前の言葉だった。


『きっと、一人じゃない。』


何の根拠もない言葉。
それに彼はハルくんを知らない。
もちろん…私のことだって…。
そうは思うものの、あの時の言葉も瞳も忘れられなかった。
むしろ…


「…ハルくん…。」

「それが会いたい人の名前?」

「ほっ…星川くん!!」

「ごめんごめん。そんなに驚かせるつもりなかったんだけど。」

「…聞こえてた?」

「俺は聞こうと思ってたから聞こえただけ。
他の奴にはきっと聞こえてないよ。」

「…それじゃ…意味ないもん。」

「え?」


…正直言えば聞かれたくなかった。
それが何故かははっきり説明出来ないけれど。



< 21 / 268 >

この作品をシェア

pagetop