7 STARS
「…あ、でもこのオリオン座はちょっと見てほしいかな。
丁度真上にあるから。」
「え…?」
緩められたショウの腕の中から空を見上げると、本当に真上に…オリオン座が光る。
オリオン座だけじゃない、他の星もキラキラ…と。
それぞれがそれぞれの存在感を放って。
「俺も独りはもう嫌だ。
…夢と一緒に生きていきたい。
夢の一番星に…俺はなれる?」
…なれるかどうか、なんて愚問だ。
だってもう…
「とっくの昔に…一番星だよ。」
恥ずかしくて、ショウの胸にもう一度顔を埋めた。
「…ありがとう。」
頭上から、優しい声が降ってきた。
…顔なんて見なくたって分かる。絶対、優しく微笑んでいる。
それを思うと、また涙が込み上げてくる。
「あー…もう、また泣きそう…。」
「え、なんで?」
「今…有り得ないくらい幸せだからっ…!」
そう言い放つと、一瞬だけ目を丸くして、そして微笑む。
「…素直で可愛いね、夢。」
そっと降りてきたキス。
さっきよりも少しだけ長くて、少しだけ甘い…キス。
目を開けたらきっと、ショウはまた優しく微笑んでいる…そんな気がする。
丁度真上にあるから。」
「え…?」
緩められたショウの腕の中から空を見上げると、本当に真上に…オリオン座が光る。
オリオン座だけじゃない、他の星もキラキラ…と。
それぞれがそれぞれの存在感を放って。
「俺も独りはもう嫌だ。
…夢と一緒に生きていきたい。
夢の一番星に…俺はなれる?」
…なれるかどうか、なんて愚問だ。
だってもう…
「とっくの昔に…一番星だよ。」
恥ずかしくて、ショウの胸にもう一度顔を埋めた。
「…ありがとう。」
頭上から、優しい声が降ってきた。
…顔なんて見なくたって分かる。絶対、優しく微笑んでいる。
それを思うと、また涙が込み上げてくる。
「あー…もう、また泣きそう…。」
「え、なんで?」
「今…有り得ないくらい幸せだからっ…!」
そう言い放つと、一瞬だけ目を丸くして、そして微笑む。
「…素直で可愛いね、夢。」
そっと降りてきたキス。
さっきよりも少しだけ長くて、少しだけ甘い…キス。
目を開けたらきっと、ショウはまた優しく微笑んでいる…そんな気がする。