7 STARS
唇がすっと離れる。
そして重なる視線に、汐織の目が先に泳いだ。
「なんで逸らす?」
「いえっ…あの…恥ずかしくて…。」
「正直でいいなお前。」
「ばっ…バカにしてるんですか?」
「してない。からかってんだ。」
「なーっ!!どっちも同じですよ!!」
「違うだろ。からかうっつーのは可愛がってんだよ本質的には。」
「なっ…。」
一気にまた顔が赤く染まる。
街灯の下では明らかにバレてしまう。
「答えはその顔か?」
「へ?」
「分かっただろ、俺がお前のピンチに間に合う理由。」
…つまり、きっと…
「私のこと、見ててくれた…からですか?」
「それプラス、気にかけてたから。」
「あの…それって…。」
「好きだから、まで言わないと伝わんないか、お前には。」
さらっと言われた『好き』という言葉に汐織の胸が大きく跳ねた。
そして重なる視線に、汐織の目が先に泳いだ。
「なんで逸らす?」
「いえっ…あの…恥ずかしくて…。」
「正直でいいなお前。」
「ばっ…バカにしてるんですか?」
「してない。からかってんだ。」
「なーっ!!どっちも同じですよ!!」
「違うだろ。からかうっつーのは可愛がってんだよ本質的には。」
「なっ…。」
一気にまた顔が赤く染まる。
街灯の下では明らかにバレてしまう。
「答えはその顔か?」
「へ?」
「分かっただろ、俺がお前のピンチに間に合う理由。」
…つまり、きっと…
「私のこと、見ててくれた…からですか?」
「それプラス、気にかけてたから。」
「あの…それって…。」
「好きだから、まで言わないと伝わんないか、お前には。」
さらっと言われた『好き』という言葉に汐織の胸が大きく跳ねた。