小林惣一郎の初恋
皆が言葉を失い…

立ち尽くして居た…

良く知った同級生2人の死…

泣き声だけが響くこの状況に…

誰も声をかけれなかった…

「…うぅ…えっ…な…何?」

七瀬が見上げと、ヒロが七瀬を抱き上げていた。

「…七瀬…ここは危ないから…」

ヒロは優しく語りかけた。

「藤沢…くん…?」

「僕が連れてくから…」

七瀬はヒロの胸にしがみつき…声にならない声で泣いた。
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