群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜
大ちゃんには悪いと思いつつ


それからの試合内容は


頭に入ってこなくて…。



『初恋』が



グルグル回ってて



気づいたときには


…試合が終わってた。





私の周りに座っていた家族連れは早々と席を立ち



座ってるのは私だけだった。





大ちゃんたちのチームは
『彼』のチームに

…一点差で負けてしまった、みたい。




時間は13時過ぎていて、



次に試合がある

別の2チームがグラウンドに入ってきてた。



スタンドにも

ぞろぞろと、次の試合を観戦する人たちが入ってきた。



…出ていかなくちゃ



その場を離れた。


─────────
───────────



球場の外に出たら球場の裏側に出た。



整備かれた少し小さなグラウンドがあり



──パーーン 

──────パーーン!



乾いたボールの音が響く。


私は中を覗いてみた。





──── あの人だ!!



…やっと落ち着いたはずの心臓が





ドクン────




……再び暴れだした。



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