C e l l ― P h o n e
私はその事をレオに言った
レオは真剣に聞いてくれて、嬉しかった
私の一言一言に頷いて、最後まで黙って聞いてくれた
私が話終わると、レオは
「俺が協力してやろうか?」
と言って、意味有り気な顔で言った
ちょっと怪しい気もしたけど、本当に達郎と別れられるならいいかもしれない
そう思って
私はレオに向かって頭を下げ
「お願いします!!」
と言った
この時はただ純粋に
助けて欲しかったんだ
レオに
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