トリップ少女
・・・あー危なかった!!
掟をうっかり破るところだったわ!
・・・そういえばルールを守らないとどうなるのかな?
その辺もアルスラン君に聞いておくんだった!!
自分の不準備さに腹が立ってしかたなかった。
「若菜!!大変よ!!」
さっきの深緑の髪の人魚がやってきた。
「な、なに!!」
若菜は思わず警戒した。
「なんでそんなにバリアをはるのよ。いいから来なさい。」
わけも分からずとりあえず人魚についていくことにした。