月夜の太陽
そろそろロナウド様がいらっしゃる時間。
別に会いたくてしょうがないわけでもないが、私は門でロナウド様がいらっしゃるのを待った。
いかにも心待ちしているかのように…。
段々と馬車が近づいてくる音がする。
馬車が門に付くと、私の目の前で止まり、中からロナウド様が姿を現し優雅な足取りで馬車を降りた。
『ずっと待っていてくれたのですか?』
「えぇ、早くお着きにならないかと思いまして」
『私は本当に幸せ者です』
そう言いながら私の体をそっと抱きしめるロナウド様。
私の体は自然と固まってしまった。
頭でいくら理解していても、体は正直だなと思った。
純血で美しい姿をしていても、好きでもないむしろ嫌いな者に抱きしめられるのは気持ち悪くてしょうがない。
「いらっしゃい」
『ローズ様!これは失礼致しました』
「立ち話もなんですから、中へどうぞ」
お母様が来てくれたお陰で私の体からロナウド様が離れた。
でも今はまだ、ホッとした顔なんて出来ない。
お母様に勘付かれてしまうから。
別に会いたくてしょうがないわけでもないが、私は門でロナウド様がいらっしゃるのを待った。
いかにも心待ちしているかのように…。
段々と馬車が近づいてくる音がする。
馬車が門に付くと、私の目の前で止まり、中からロナウド様が姿を現し優雅な足取りで馬車を降りた。
『ずっと待っていてくれたのですか?』
「えぇ、早くお着きにならないかと思いまして」
『私は本当に幸せ者です』
そう言いながら私の体をそっと抱きしめるロナウド様。
私の体は自然と固まってしまった。
頭でいくら理解していても、体は正直だなと思った。
純血で美しい姿をしていても、好きでもないむしろ嫌いな者に抱きしめられるのは気持ち悪くてしょうがない。
「いらっしゃい」
『ローズ様!これは失礼致しました』
「立ち話もなんですから、中へどうぞ」
お母様が来てくれたお陰で私の体からロナウド様が離れた。
でも今はまだ、ホッとした顔なんて出来ない。
お母様に勘付かれてしまうから。