シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
もう一度…、もう一度俺を見て笑ってほしい。

もう、それ以外には何も望まないから。

もう、君の心は決まったのか?

俺を愛していると言った、あの言葉は二度と聞けないのか?

それが、俺のためだと思っているのか…?

俺には、出来ない…。

瑠奈が消えてしまったら、俺自身も消えてなくなればいい。

あと…一週間で、俺は美里と結婚する。そんな夜に彼女が初めて俺に見せた拒絶。

俺には引き留める事も、放っておく事も出来ない。





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