シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
彼がバスルームに入ってから私は、はあ、と小さなため息を漏らすと部屋をクルリと見回した。

飾りのない小さな空間。

ここで、今夜、私は…。

突然、ゾクリと背筋が震える。

実は私にとって、男性と夜を過ごすのは初めての事だった。

二十二才にしては、他人から見たら遅いのかも知れないけれど、私はいつも思ってた。いつか…、大切な人と…。

………専務……っ…。

座り込んでいた私は跳ねる様に立ち上がるとドアに向かって走り出した。


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