シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「…っ…」

彼女はカタカタと肩を震わせながら専務を睨んでいる。

「…じゃあ、今日もノルマは果たした事だし、失礼するよ」

専務は私の手を掴んだまま彼女と反対方向へと歩き出した。

「???」

さっぱり話の見えない私はぼんやりと専務の横顔を見上げながら、専務に引きずられる様に一緒に歩いていた。

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