シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
私は彼の頬に両手を添えてその哀しみに溢れた瞳を見詰め返した。

「圭吾…、愛してる」

彼の瞳が涙で少し、潤み出す。

「…瑠奈…」

引き合う様にそのまま重なる唇…。

例え終わりが近付いていても、溢れる気持ちを抑えられない。

笠島専務とこんな想いを共有する日が来るなんて。

もし、私の中の彼に対する気持ちを全て取り出してしまったなら、私には一体何が残るのだろう。


< 75 / 122 >

この作品をシェア

pagetop