シンデレラになりたくて~エリート専務と秘密の恋~
「あ…、す、すみません!!」

そこには弁当でも食べに来たのか、女性社員が二人、驚いた顔で立っていた。

…うわ。マジか…。

その二人は逃げる様にその場を立ち去って行った。

「あ…圭吾、ど、どうしよ…」

はっ。

瑠奈がオロオロと戸惑いながら青ざめている。

そうだ、俺がしっかりと支えないと…。

「大丈夫、俺に任せて。
心配しないで」

「でも…」

まだ落ち着かない彼女を抱き寄せて、再び唇を合わせる。

「………」

すると彼女の身体からスッと力が抜けた。

安心したかの様に彼女からも俺を求めてくる。

今起きた事を忘れ去るかの様に俺達は蕩ける様な口付けをいつまでも続けていた。


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