君が好き。

「明日、彗は学校だろ?
自分でやるから、お前は寝ろ。」


流成くんは、私の頭を
優しくポンポンっとしてから
浴室に入っていく。




私を気遣う流成くんの優しさ。

わかってる。


わかってるけど、寂しいんだよ。


全部の行動がそっけなく思えて
鬱陶しいと思われてる気がして
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