君が好き。

でも、私は流成くんの言うことを聞かず
流成くんがお風呂に入っている間に
晩ご飯を温めて待っていた。




「彗、俺、寝ろって言ったよな?」


お風呂上がりの流成くんは
上半身裸のジーパン姿で
頭をタオルで拭きながら私を見る。


「ごめんなさい。
でも、最近あんまり話せてなかったから
ちょっとでいいから話したかったの。」



私が俯いて言うと
流成くんは困った顔をした。



あぁ、まただ…‥

また、流成くんを困らせちゃった…‥
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