(長編)初めての恋~永遠に~
透を好き!なんて言葉はじめて聞いたからビックリ~


信じられない~


あのチビ透を好き?


ありえないな~


でも親友の歩美の頼みだから仕方ないか~


そんな感じで…


「好きな子いるか、きいてみる?」


「うん!お願い~」


くらいの感じで、引き受けた麗。


帰り道、透と一緒になった。


いつもと変わらない透の笑顔…麗が気がつかないうちに、癒されている笑顔の透…


「帰るかぁ~」


「うん~」


彼氏、彼女の間で聞く会話…でも二人は幼なじみ。


「透って~好きな子いるの?」


軽く聞いた麗の言葉に、透は反応しなかった。


いつもは笑いで返してくるはずなのに…
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