(長編)初めての恋~永遠に~
暗かった表情の歩美の目に力がはいる。


「麗!こうなったら親友として、そして透君の幼なじみとして、好きな人聞き出してよね~好きな人誰だかわかるまでは、あきらめきれない!!」


「あたしが聞くの~何で~!」


チビ透の好きな人を私に聞いて、どうすれっていうの?


半ば歩美の気持ちにも呆れていた。


でもきっと、その相手が透だったからなのかもしれない。


麗はまだその事に気が付いてはいないが…
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