(長編)初めての恋~永遠に~
やっぱり透の声ではなかった…


「麗さん、先ほど電話にでました佐藤と申します。これから、麗さんのお宅に透さんの支店の同僚の者向かわせますので、詳しくはお待ちください。住所は透さんの携帯に入っているので間違いありませんか?」


「は…い…」


気が動転している麗は、これはきっと透が考えた悪ふざけで、同僚まで巻き込んで麗をびっくりさせようとしてる。


嘘だ…


嘘だよね透…


絶対透がいなくなるなんてありえない…


泣きながら麗は、透からの連絡を待っている…
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