(長編)初めての恋~永遠に~
「わかった~1時に透の家の前に行くから~」


透は頭の上で、丸印を作ってみせた。


あどけなく笑う透の表情。


でも、確かに昨日麗は透と一つになった。


抱かれている瞬間、あどけない透がとても大人びて見えて…


初めては、こわくて痛かったけど、透に自分の全てをあげて…透のものに自分がなった。


自分にとっても透が大切な存在であり、透の全てを知ることで、今まで以上透と気持ちが一つになった気がしていた。


そしてこの恋が、永遠に続くと


信じていた。
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