若恋【完】




「わかりました。すぐに用意します」

「頼むぞ」


ガタン

車が揺れたら、左の肘に叫びたくなる程の痛みが走って歯を噛み締めた。
痛みで息苦しくなって、寒気もする。


「苦しいか?」


ふるふると震えはじめたわたしに気付き、今まで話していたもうひとりの人との会話が一端途切れた。
素直に頷く。

だんだん気分が悪くなってきて、その腕を握りしめた。




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