ささめき
正直、過労と言っても二冊目の原稿があがり、とりあえず成績報告を終え、また次の原稿の締め切りが延びたためほっと安心したから気が緩んだだけかもしれない。体重は61でステイ。ここに書いていることは愚痴のようにも思えてくるが、些細なことで不満など持たない。ただ彼女が理解できないだけだ。一人の人間として。私は思ってもないことは言えない。ただし思うことすべてを言うわけではない。誰かを褒めるにしろ、それは相手に気に入ってもらうためではなく、純粋にそう思ったから。その代わり、嫌だと思った相手には嫌だと言わなければよい。それで万事うまくいく。彼女には暴言を吐かれても本人には何も言わず耐えるしかない。火に油を注ぐことになる。落ち着いた後で言っても、今度は彼女自身で傷ついてしまい、また精神状態が不安定になる。そして、また暴言を繰り返す。まさに悪循環。最近、あまりないとは言え彼女からのメールや電話が怖くなった。また何か暴言を言われないかと思って。
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