嘘をつくのがお仕事です。
彼の呪縛から
わたしは逃げました。
二度と捕まらないように・・・
お店まで変えて・・・
大好きだった居場所を
一つ消して
お店も解ってくれて
お客様も解ってくれました。
最後の出勤の日
最初から最後まで予約は全部埋まって
わたしは一人一人のお客様の前で泣きました。
彼だけじゃなかった。
わたしを必要としてくれたのは
彼だけじゃなかった。
そう思えた夜でした。
今でもあの夜は大切な思い出です。
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