ice rain ~冷めた恋~
「実家に住んでるし、家族がいるから‥大丈夫。自分で育てられる」
「愛美」
「に、認知してくれなくても‥‥大丈夫」
「話を聞けよ」
「大丈夫‥‥」
俺に迷惑を掛けたとか思ってんのか?
無理して笑う愛美を見て
俺が今までどれだけ苦しめたか
ようやく分かった
「一人で頑張らせて、悪かった‥」
「‥‥」
「これからは、俺が隣にいて‥愛美を支えたい」
愛美は俯いた顔を上げて俺を見た
目に涙を沢山浮かべて
「どうゆう‥こと?」
「結婚しよう」