そらぐみ

そのとき、扉が開くと同時に教室の中が静まり返った。


堂々とした瀬野の姿に、冷たい視線が集中する。

そんな中で4つの目だけは楽しそうに笑っていた。

そんな川井と安達の表情に、瀬野は気がつかない。

というより、気にしない。


2人で戦うと誓ったあの日から、瀬野は周囲の視線も突き刺さる言葉にも心を傾けないと決めた。


大丈夫、私は1人じゃない。

< 62 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop