今夜も美味しいランデブー


「明日…早くに写真を撮りたいから勝手に出させてもらうけど。
気ぃ使わんとそんまま寝てて?」


「…うん」


「ほな、おやすみなさい」


「おやすみなさい」


アタシたちは彼が明日、
早朝に写真を撮りたいからと早々に床につくことにした。



「陶原さんってこないだ送ってくれたひと?」

アヤヒが自分の部屋に入る前にアタシに声をかける。


「え?」


「いいひとやね?」

彼女がこっそりアタシに耳打ちする。

その言葉にアタシは笑顔になる。


自分のことを褒められたんじゃないのにどうしてこんなにうれしいんだろう。


それはたぶん、
きっと。



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