年下彼氏くん
「じゃ、柚さんはこっち」
「へ…?」
連れてこられたのは片付いた寝室…。
ニコッと笑った悠に嫌な予感…。
「思い出作り。悪いけど拒否権なし」
ドS…。
でも嫌いじゃない。
「悠っ…んぁっ…」
「すげぇ好き…」
「あたしっ…も…」
一瞬だけ見えた悠の顔。
潤んだ瞳に泣きそう…。
悠も同じ気持ち…?
でもそんなこと考えてる余裕なんてなくて…。
「ん〜…っ…もうっ…やぁっ…」
「まだまだ」
…………とにかく疲れた…。
目が冷めるともう朝で…。
隣を見ると悠がいない。
えっ?!
「悠…?!」
リビング、キッチン、トイレ、バスルーム…。
いない…。
ふと机を見ると置き手紙と小さな箱…。
悠…?