年下彼氏くん


時刻は9時半。


レジ打ちしてる俺と、コンビニの外にいる柄の悪い4人組…。


「柚乃ちゃん何時に来んの〜?」

「気安く呼ぶな。ってかなんでお前らがいんだよ…」

「だって〜悠斗がそこまで言うんだったら見てみたいじゃん?」


はあ…。


「おい!あれじゃね!?」


京汰が指をさした方向には向かいのマンションから出てくる柚さん。


スーツ似合わねぇ〜!


柚さんを見てビックリしてる野郎ども。


「いらっしゃいませ〜」


まあ一応バイトの身なので…。


「いらっしゃいました♪」


なんて言っちゃう柚さんが可愛い…。


「悠の友達?」

「えっ?」


いつの間にか外から窓ガラスに張り付いて見てる京汰達…。


ってんなことどうでもよくて!!


今『悠』って言った!?


『悠斗』じゃなくて?!


京汰達にペコッと頭を下げる柚さん。


やべぇ〜…。


マジで好きなんすけど…。


可愛い可愛い可愛い…。









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