だって君が好きだから、
あーやだよ…

早くこの輪から抜け出したい…。


まだ、りゅうき君の事でぎゃーぎゃーと騒いでいる同僚の子達。



『で?セナはなんでりゅうき君と知り合ったわけ?!』


『気になるぅ〜』


…さ、さっきまでりゅうき君の話ししてたのに、次は私?!



『セナ〜おーしーえーてー』


綺麗な子達がキラキラと私を見つめる。


もちろん、断る事が出来ない私は…




「う…っ、わかったよ」



私の思い出話、聞いて下さい。
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