だって君が好きだから、
「…」

シーンと静まりかえった部屋。


やっぱり、りゅうき君はりゅうき君で、

部屋は、ものすごくシンプル。


性格は、部屋に出るのです。


と、思わず言ってしまいたくなるほど、


シンプルイズザベストなのです。


あー、りゅうき君に発音が下手だと怒られそう。


そんな事を考えながら、私はリビングへ足を踏み入れた。
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