十字架に愛を



「あ、三谷さん。」


「准斗でいいって。それよりさ、珠妃ちゃん。


これなーんだ?」


三谷さんは手のひらサイズのクリアケースを顔の横で振る。


カシャカシャと音がして、中に薬のようなものが入っているのがわかった。



「薬…ですか?何の…。」


三谷さんが、くくっと喉を鳴らす。



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