私のSuperstar! 〜Secret Love〜
Third Melody
関係
「あんたのせいよ!!」
「私!?」
私は腹が立っていた。
理由も分からないのに、怒られて…
「あなた、優星の何?」
ただでさえ、目の前でキスされて(仕事だけど)、顔も見たくないのに…
「あなたこそ、何?」
「友香だってピアノ弾けるし、あなたより料理上手いもん。友香のほうが可愛いし、お金だって持ってるもん」
うざい…
自分で自分のこと可愛いとか…
「何ですか?用がないなら帰ります」
相手にしてる方が、バカみたいじゃない。
「優星くんとキスしたなら、それで満足でしょ?良かったですね」
私は怒りの頂点に達しそうだった。
「…ったのよ」
「え?」
「キスしてくれなかったの優星…」
「は?」
「近づいただけ」
そうだったんだ…
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