私のSuperstar! 〜Secret Love〜

え、どうしよう…
沈黙の中、戸惑う私。

「あのー、時間無いんで、早く始めません?」

時間は大切だもんね!!

「はい…すみません…」

でもさ…自己紹介も無しに、始めるの?

「俺、疲れてるんですけど…」

はい?
前言撤回。

態度最悪!!
私だって疲れてるんですけど…

午前中は学校だったし…
そして、午後3時前に来て、現在5時…

何時間待たせるのよ!?

怒りを抑えて、練習を始めることにした。

"私って優しいな〜"とか、心の中で言ってみる。

「じゃあ、最初は左手から入るので…」



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