朝が待てなくて
「じゃあその席予約しちゃおっかな? ね、お姉ちゃん?」
そ、それはサホリンが考えたのと同じセリフ。
恐るべし、明穂。
「あ、う、う…ん」
マジ過ぎてノリ切れずにそう答えると、樹が横から
「こんなオッサン、やだよなぁ?」
と笑った。
「……」
オッサンというのが自分のことを言ってるってピンと来なくて、否定するタイミングを逃す。
やでもないし、オッサンでもないよ、と言いたかったけれど、もう話題は変わっていて
今更わざわざ付け加えるのもおかしな感じになっちゃっていた。