朝が待てなくて


樹の腕の中でタオルがほどけていく。




コットンのシーツが素足に冷んやりと心地良い。




人の素肌が
こんなに滑やかなものだったなんて


今まで知らなかった。




その温もりに包まれていく――。








甘く


切なく


弾む吐息。





もう何も考えられない……。








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