蝶々
双子
〔里愛(リマ)ぁ~?早く起きなさい~?〕


朝の5:30。


いつもと同じ様に1階からママの声が聞こえる。


いつもと同じ様に返事をせず


ベッドのレースカーテンを開けて30㌢下のフローリングに


足を下ろす。30分前に自動的に入る床暖房のお陰で


ぬくい・・・・・・・・


そんな温さに浸ってる暇も無く


1階に下りる。


夢乃家に生まれて・・・後悔してる。


どうして・・・私は


*お嬢様*


であり


*一般人*


では無いのだろう??
< 1 / 37 >

この作品をシェア

pagetop