恋の一方通行


「僕…あんたじゃないよ?」

『はぁ?あ〜ゴメン。名前忘れた。』

「えっ……僕、僕…(泣)」

うっわーマヂ泣きだよね…

てか…この容姿で一人称が僕とか有り得なくない!?

キュンキュンしない女子居ないよ?
もちろん私も例外じゃない訳で…
『ゴメンね?もう一回教えてくれない?』

「グスッ…分かっ…た。
佐々間遥斗ササマハルト……」

『遥斗?ゴメン。私は悠稀でいいから。』

「ホント?悠稀大ちゅき〜♪」

いきなり抱き着いてきた

泣いたり笑ったり忙しい奴だな…

『分かったから、行っといで。』
「はぁ〜い。」


めんどくさい奴だな…
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