新撰組〜タイムスリップの恋〜
「弱い人には興味ない。」
「てめ‥‥いつのまに‥‥ふざけんな!」

男は刀を振りかざした。
‥‥‥が‥‥

「こんな危ないもの振り回さないで?」

「なっんで‥‥」

男の手元にあったはずの刀は海の手元にあって、男の首に当てられていた。

「これ返す。じゃあね」

スタスタと歩きだした海、その腕をいきなり掴んだ奴がいた。

「君、あんなに強いのに、噂にならないなんて‥‥まさか長州の人?」

「長州‥‥‥?‥‥つかぬコトをお聞きしますが。今は何年ですか??」
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