男装少女の秘密
『はい、そうですが。…何か?』

「いんやぁ~?お前男のくせに声も高いし、身長もちっちゃいし…なんか女みたいだな~って、ま、襲われないようにせいぜい気を付けるんだな」


そう言って私の頭にポンと手を置いた。


へぇ~、結構鋭いね。
余計なお世話だけど。

内心関心しつつも、一応念のために首にマフラーを巻いた。


こうしとけば首が見えないし…完璧だね。



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